コラム:「マイクロプラスチック」って、何?
マイクロプラスチックとは、大きさが5mm以下の細かいプラスチック粒子のことです。
海中のマイクロプラスチックの原因は大きく分けて2つあります。
- 洗顔料や歯磨き粉に含まれる研磨剤(マイクロビーズ)や、自動車のタイヤから出るゴム粉末が海に流れ込んだもの
⇒ 下水処理をくぐり抜けてしまうと、回収はほぼ不可能です。
- 大きなプラごみがさまざまな経路で海に流れ込み、紫外線や海の波で細かく砕かれたもの
⇒ ごみの発生を防いだり、細かくなる前に海から回収することで、量を減らすことが可能です。
海中のマイクロプラスチックの影響は、まだ研究中ではっきりわかっていませんが、このまま量が増え続ければ生態系や人体にも影響が及ぶのではないかと懸念されています。