コラム:自然の中できちんと分解するプラスチックはないの?
『生分解性プラスチック』といって、微生物の働きで分解され、最後は水・二酸化炭素・メタンなど自然界に存在するものに還っていくプラスチックがあります。
分解度の評価基準も決められていて、すでに製品も作られていますが、まださまざまな種類の製品開発がすすめられている途上というべきでしょう。
特に、海の中にはコンポストのように微生物が豊富にいるわけではないので、海中で速やかに分解するプラスチックは限られていて、高価でもあります。
使い道にあわせた生分解性プラスチックの開発と、プラごみの発生防止の努力は、両方とも続けていかなければなりませんね。