庵治石の深掘り

庵治石の産地の話

庵治石は香川県高松市庵治町および牟礼町の境界付近、また修験道の行場としても有名な五剣山から西側に広がる三つの丁場から採石される石の名称です。石種の大きな区分としては「花崗岩」に分類されています。この「花崗岩」の総称が俗にいう墓石の代名詞「御影石」です。また地理的には屋島が近く、これは歴史的にも有名な壇ノ浦の戦いの舞台でもあります。また、香川県全体で見れば、うどんの知名度も高く当社が行っている丁場見学ツアーでも立ち寄らせて貰うことも!!

その他にも町全体を挙げて行っている「むれ源平石あかりロード」というイベント、庵治石にも縁のある芸術家「イサム・ノグチ庭園美術館」など知っていただければ、より庵治石を好きになりそうなコンテンツも盛りだくさんです。


墓石屋の独り言
フリーイラスト 墓石に使われる石材は上記で述べた以外にも大きく4種に分けられます。庵治石を代表とする「花崗岩」の他にも、「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」などの区分があり、その中でも産地、成分、加工の違いから更に細かい分類に派生していきます。
種類だけを挙げるのであれば墓石に使用される石種全体の数は300種以上とも言われています。一口に墓石と呼んでみても、それぞれに個性があると考えれば、お墓作りを楽しんでいただけるのではないか?そんな風な事を考えながら本稿を打ち込んでおります。個人的には物置石として墓地でもよく見かける青石(緑泥片岩)がお気に入りです。墓石というよりは見た目がシンプルに好みです。

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職人泣かせの銘石と言われる所以

庵治 職人 庵治石は石材の中でも結晶結合が非常に高いです。それは水晶と同じ硬度7に分類される事からも窺える事かと思います。硬いというのは、酸性雨などによる錆や、雨水を吸収する事での経年劣化を起こしづらいという美点にも繋がりますが、裏を返せば他の石材に比べて加工が難しいという弱点にも成り得ます。それ以外にも、採石後の加工段階でしか判明しないキズやナデと言われる独特の模様の存在などから、全体の採石量から製品化に至る庵治石の量は3%ほどと言われています。

 


墓石屋の独り言
庵治の深掘り

確かに庵治石は採石、加工など容易ではない過程を経て製品化されています。実際に建立される庵治石は採石量の3%ほどです。丁場見学などで、その一端を体験して頂ければ、庵治石に対する造詣もより深くなることかと考えます。また、最高級の墓石を扱わせていただけるからこそ、採石などを担う丁場、そして製品を扱う弊社が密接に関わることによって、お客様に世界に誇れる庵治石を提供することが出来るというのが我々の思いです。

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