1対の線で多点(最大1,912点)の有線温度管理システム|ノイズ対策|デジタルアナログパルス混在

豊中計装は長距離時分割多重化装置「ユニバーサルライン」を製造・販売しています。
30年以上の連続稼働実績があります。

1対(2本)の電線で長距離多点の信号伝送が可能になる装置とセンサーなどを組合わせたセンシング(計測)が得意です。

豊中計装の温度管理システムは冷凍庫、室温、モーター、オーブン等さまざまな温度帯の計測・監視を一元管理することができます。
デジタル(接点)・アナログ・パルスを混在して伝送することが可能なので、温度管理だけでなく防犯監視、稼働管理等も一元管理できます。

広い敷地内で多数の監視・管理であるほど、省配線の効果(配線の容易さ、配線材や工事費のコストダウン)を実感することができます。有線の「安定」した伝送で「確実」に信号を送受信します。

豊中計装の温度管理システムの特徴

1対の線だけで最大1,912点の温度管理が可能

多数の温度計測が必要な場合でも2本(1対)の電線で最大1,912点の個別監視が可能になるので、多数配線する必要がありません。配線材コストを抑えることができます。

ノイズに強い

有線による伝送技術を使うため、無線伝送のようにノイズに影響されず長距離の伝送でも減衰しない信号幅で伝送しています。過酷な環境でも使用できるので、ノイズの影響を考えず配線ルートを決めることができます。有線で安定した双方向通信が可能になります。

電線・ケーブルの種類を選ばない

すでに設置されている既存の予備線を使って伝送することができます。線種を選ばないので用途に合わせた電線・ケーブルを使用することができます。また、既存の予備線・空き線を有効利用することができるので配線材や工事費といったコストを抑えることができます。

製品紹介

温度管理システム《最大1,912点の温度監視》

ユニバーサルラインの温度管理は、1ラインにつきサブユニットを239台まで接続可能です。最大1,912点の温度監視、管理が可能になります。パソコンで温度監視を行う場合、メインユニット(親局)とサブユニット(子局)と管理ソフトで構成されます。

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温度管理の手順

  1. サーミスタセンサの温度情報をサブユニットで伝送ラインに取り込み、メインユニットへ送信します。
  2. メインユニットに送信された温度情報を管理ソフト導入パソコンでグラフや数値でリアルタイム表示します。
  3. 温度情報はCSVとして長期間保存(10年)されます。

※サーミスタセンサ、パソコンの選定もお気軽にご相談ください。

 

システム構成イメージ

ユニット・ソフト紹介

メインユニット

I/F付集約型メインユニット PUX2(RS232C接続)

伝送メイン機能と外部通信用インターフェースが一体になっています。パソコン、PLC等と伝送ラインの状態を通信したり、伝送ラインに信号を書き込こむことができます。
※LAN接続タイプ(PUX3)もあります。

サブユニット

1点アナログ入力ユニット AD1AD

駆動電源不要です。サブユニット側に電源がない場合や、計測点数が少なく点在している場合に使用します。1ラインに最大239台接続可能です。

8点アナログ入力ユニット SU8AD8

サブユニット側に電源が必要です。計測点数が多く密集ている場合や高温用、高精度用サーミスタセンサと接続する場合に使用します。1ラインに最大239台接続可能です。

管理ソフト

温度管理用ソフト MGM16W

取り込んだデータはCSVファイル形式で長期保存され、全信号一覧、ユニット別、個別で最大10年スパンのグラフ表示が可能です。ユーザー様ご自身で画面を変更することも可能なので、より見やすく使いやすく表示することができます。

個別で24時間の温度グラフを表示した場合

6カ所の温度グラフを1画面で表示した場合

 

温度監視システムの納入事例

納入事例① 食肉加工工場

同一建屋内の冷蔵庫、冷凍庫、冷却庫、作業所、薬品庫、原料保管庫、熟成庫、燻製室、各部屋の通路と空調の温度を一元管理


納入事例➁ パン製造工場

同一敷地内の各倉庫の冷蔵庫、冷凍庫、醗酵室、売店冷凍庫、空調の温度を一元管理


その他・温度監視システムの用途

食品会社の冷蔵庫・冷凍庫・加工ラインやラインオーブンなどの温度の一元管理 大型ショッピングモールや百貨店、デパートなどの建屋・大型商業施設のショーケース・冷蔵庫・冷凍庫の温度監視 工場の建屋温度監視、機械の過熱監視

特に食品事業者様(食品の製造・加工、調理、販売等)はHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられていますので、温度管理が重要になります。

会社案内

商号 豊中計装株式会社
本社 〒561-0841
大阪府豊中市名神口3-7-13
電話 06-6336-1690(代表) 06-6333-2451
東京オフィス 〒102-0083
東京都千代田区二番町9-3 THE BASE 麹町 2F
電話 03-6403-98221
資本金 1,000万円
代表 代表取締役 小谷 勝也
取引銀行

三菱東京UFJ銀行 豊中駅前支店
三井住友銀行    豊中支店
京都銀行      豊中支店  
近畿大阪銀行    服部支店   
北おおさか信用金庫 庄内西支店

加盟団体 一般社団法人 日本電設工業協会
主な資格 第三種電気主任技術者・第二種電気工事士・2級電気工事施工管理技士
工事担任者AI第2種・甲種消防設備士・機械警備業務管理者
2級ボイラー技士・危険物取扱者・防犯設備士など
営業品目

遠隔監視システム
各種センサー
ユニバーサルライン(多重伝送装置)
マイクロ監視盤
自動制御盤(シーケンサ)
データ自動転送システム
パルス/アナログ計測装置
パソコン監視制御システム
温度監視システム
生産管理システム
省エネ管理システム
映像監視システムの設計・製作、ソフト開発、機器販売

特許

特許第2117602号 信号送出回路
特許第5120579号 直流電力供給を伴う信号伝送回路
特許第5939698号 アナログデジタル信号混合伝送装置
特許第6427700号 信号伝送アシスト装置
アメリカ特許US 10,027,406,B2 A/D SIGMAL MIXING TRANSMISSION DEVICE
中国特許 申告番号 201680030831.0 多路高精度模拟量の収集回路