粘度と持ち出し量の関係
動粘度40℃ 12.5cstの試作製品と20.7cstの現行製品の持ち出し量の試験を行いました。 試験条件 SUJ2のテストピース (10φ×14mm 質量8.43g)10個(84.3g)をサンプル油剤10[…..]
動粘度40℃ 12.5cstの試作製品と20.7cstの現行製品の持ち出し量の試験を行いました。 試験条件 SUJ2のテストピース (10φ×14mm 質量8.43g)10個(84.3g)をサンプル油剤10[…..]
水溶性切削油は油性切削油と比べ機械への影響が多くなる傾向があり、そして水溶性切削油に中でも油分が多くアルカリインヒビターの含有を少ない製品ほど影響が少ないです。エマルションタイプの油剤でアルミ合金対応のアルカリインヒビタ[…..]
鉄、ステンレス用の油性切削油で切削加工すると銅合金は黒く変色してしまうことがあります。これは切削油に添加されている硫黄系極圧添加剤による影響です。硫黄系極圧添加剤は加工性を向上させるために添加されています。この作用は簡単[…..]
先日お客様の切削油の5年ぶりの更新を行いました。タンク内のクーラントを抜き、泥状の鉄粉が多く堆積していたのできれいに清掃しました。オイルミキサーにて新しいクーラントを張り始めた数分後、タンク周辺からクーラントが漏れてきま[…..]
日々の補給について 水溶性切削油は水に希釈して使用するためどうしても菌やバクテリアが繁殖しやすくなります。 特に夏場やクーラントが滞留する長期休暇には臭気が発生しやすくなります。 そのため水溶性切削油には殺菌剤や防カビ剤[…..]
加工油剤を使用して金属加工を行っていると鉄系材料の錆や非鉄金属の腐食の問題は非常に厄介な問題です。 加工油剤を通じてこれらの課題を改善できる対策を考えたいと思います。 加工油剤には水溶性油剤と不水溶性油剤がありますがどち[…..]
金属加工油油及び潤滑油は消防法では第4類危険物に該当します。この第4類危険物について掘り下げて述べてみます。 1.第4類危険物の品名による分類 ○特殊引火物 ジエチルエーテル、二硫化炭素な[…..]
植物由来切削油と従来の油性切削油と水溶性切削油の違いは私見になりますが表のようになります。加工性、貴社の危険物の保管状況、防錆性、環境への配慮等を総合的に判断するための参考になれば幸いです。 […..]
切削油の極圧剤の有無、種類、組み合わせ、含有量で面粗度や工具寿命が大きく変わります。しかしメリットばかりでなくデメリットが出てきます。極圧剤の組み合わせは無限でありその組み合わせで切削油の用途や性能、向き不向きが決まりま[…..]