切削油について工作機械メーカーからの質問 油性切削油編
工作機械メーカーから切削油について疑問に思うことの質問の続きです。今回は油性切削油についての質問に回答したいと思います。 ① 長く使用している切削油の状態が良いか悪いかを確認する方法はありますか? 新油と使用油の粘度や酸[…..]
工作機械メーカーから切削油について疑問に思うことの質問の続きです。今回は油性切削油についての質問に回答したいと思います。 ① 長く使用している切削油の状態が良いか悪いかを確認する方法はありますか? 新油と使用油の粘度や酸[…..]
工作機械メーカーから切削油について疑問に思うことの質問を頂きました。今回は水溶性切削油についての質問について回答致します。 ① 水溶性切削油で腐って匂いを放つ切削油の匂いを消して再利用できる方法はあるか? 殺菌剤という薬[…..]
中鎖塩素化パラフィンについて経産省からのニュースリリースをお送りします。令和7年5月13日の経済産業省ニュースリリース「ストックホルム条約第12回締約国会議(COP12)の結果の概要」が発行され、結論的には中鎖塩素化パラ[…..]
極圧剤(EP剤)は、高温・高荷重下で金属面と化学反応を起こし、せん断強度の小さい被膜(トライボフィルム)を形成して焼き付きを防止する添加剤であり、その中でも硫黄系極圧剤は最も古典的かつ汎用性の高いものです。塩素フリータイ[…..]
切削油はモノづくりに欠かせないものですがものづくり以外の企業様にはなじみのないものです。用途として金属加工の際に使用される液体で、工具の摩耗を防ぎ、加工精度を高めるために使用されています。今回は切削油に関するいくつかの簡[…..]
潤滑油のベースオイルの分類には、アメリカ石油協会(API)の基準に基づいて、グループⅠからグループⅤまでの5つのカテゴリに分けられています。現在の金属加工油の主流はグループⅠのものですが今回はグループⅢ以上の高品質ベース[…..]
切削油に使用されるカルシウムスルホネートの効果について考えてみたいと思います。カルシウムスルホネートは中性タイプのものと塩基性のものがあり金属加工油に使用されるのは塩基性のものです。この塩基性カルシウムスルホネートの中で[…..]
水溶性切削油を使用する大きな目的は潤滑性向上による加工負荷の低減、加工時の刃先の冷却による工具寿命のアップが第一の目的ですが、そのほかに防錆性も求められます。しかし水溶性切削油の防錆能力は一週間程度の一時的なものでありそ[…..]
ものづくりのグローバル化が加速しておりChemSHERPAの作成依頼についての問い合わせが増えています。ChemSHERPAとは、化学物質情報の共有を目的とした日本発のイニシアチブです。企業間で化学物質に関する情報を効率[…..]