最新の潤滑油の高品質ベースオイルについて
潤滑油のベースオイルの分類には、アメリカ石油協会(API)の基準に基づいて、グループⅠからグループⅤまでの5つのカテゴリに分けられています。現在の金属加工油の主流はグループⅠのものですが今回はグループⅢ以上の高品質ベース[…..]
潤滑油のベースオイルの分類には、アメリカ石油協会(API)の基準に基づいて、グループⅠからグループⅤまでの5つのカテゴリに分けられています。現在の金属加工油の主流はグループⅠのものですが今回はグループⅢ以上の高品質ベース[…..]
切削油を廃棄する際は一般的に産業廃棄物となります。環境負荷の少ない油性切削油では再生重油原料としてリサイクル資源として利用できることもあります。この場合は有価物になり産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行しなくてもOKで[…..]
切削油の歴史についての概要を示します。 古代から中世初期:切削油の初期の形態として、植物油や動物脂肪が使われていました。これらの自然由来の油は、金属の摩擦を減らし、切削プロセスをスムーズにする効果がありました。古代エジプ[…..]
植物由来切削油は原料として植物由来の脂肪酸と特殊なアルコールを合成されたエステルが基油となっています。 このエステルは長い分子構造の末端に極性基を持っています。この極性基がワークや工具表面に吸着配列して緻密な吸着膜を形成[…..]
植物由来切削油と従来の油性切削油と水溶性切削油の違いは私見になりますが表のようになります。加工性、貴社の危険物の保管状況、防錆性、環境への配慮等を総合的に判断するための参考になれば幸いです。 […..]
植物油由来原料の切削油は高引火点、カーボンニュートラル効果によるCo2排出削減、高潤滑性といった利点がありますがデメリットとして鉱物油と比較して熱安定性が悪いという点が挙げられます。これは鉱物油にはない植物由来の脂肪酸が[…..]
展示会用に新しく植物由来原料の切削油の動画作成しました。Co2削減の課題と危険物の保管数量の問題を解決する切削油のお話をします。
日本政府は「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことをここに宣言いたします」とカーボンニュートラルを宣言しました。温暖化ガ[…..]