BTA加工機の更油手順について

水溶性切削油からの植物油由来切削油への更新

① 現在ご使用中の水溶性切削油をタンクからできるだけ取り除いて下さい。
② タンク内の切り屑やスラッジを極力除去してください。
③ バキュームクリーナー等でタンク内に残っている水溶性切削油を吸い出して下さい。可能であればポンプ内や配管をばらしバキュームクリーナー等で水溶性切削油を吸い出して下さい。
④ 最終的にはタンクはウエスで乾拭きしてください。
⑤ ボーリングバーや配管等分離できる部分をバキュームクリーナー等で極力水分を吸い出し乾拭きして下さい。
⑥ 機械周辺の工具、フレッシャーベッド等から漏れ出た水溶性切削油をバキュームクリーナー等で吸い出して下さい。
⑦ 油性切削油に切り替えの場合にはできれば開放した状態で数日乾燥できればベターです。
⑧ 新油を張り込みます。
⑨ ワークや工具をセットし加工はしないで1時間程度切削油が数回循環するようにポンプを運転して下さい。

注意 特に油性切削油に切り替えの場合には水溶性切削油のアルカリ成分、水分は油性切削油の劣化を促進する原因になり大敵です。極力避けることが重要です。費用と時間は掛かりますが水溶性切削油を抜き取り後、フラッシング油や共油で循環し再度抜き取りできればベストです。またできるだけ水分は除去できたとしても若干残ってしまうケースもあります張り込んだ際に新油は濁ってしまうこともありますが加工熱で蒸発し寸油本来の透明感になってくれば良好です。

油性切削油から植物油由来切削油への更新

① 現在ご使用中の油性切削油をタンクからできるだけ取り除いて下さい。
② タンク内の切り屑やスラッジを極力除去してください。
③ バキュームクリーナー等でタンク内に残っている油性切削油を吸い出して下さい。可能であればポンプ内や配管をばらしバキュームクリーナー等で油性切削油を吸い出して下さい。
④ 最終的にはタンクはウエスで乾拭きした方がベターです。
⑤ ボーリングバーや配管等分離できる部分をバキュームクリーナー等で残油を吸い出し乾拭きして下さい。
⑥ 機械周辺の工具、フレッシャーベッド等から漏れ出た残油をバキュームクリーナー等で吸い出して下さい。

注意 油性から油性の場合は水溶性切削油からの切り替え程神経質になる必要はないと考えますが劣化した残油成分は新油性切削油の劣化を促進する原因になり大敵です。極力混入を避けることが重要です。