切削油についてお客様が知りたいこと
切削油についてお客様(特に製造現場の担当者や経営者)が知りたいことは、単なる基礎知識だけでなく、「現場のトラブル解決」や「コストと効率のバランス」ではないかと考えています。
具体的にユーザーが知りたいポイントは、主に以下の4つのカテゴリーに当てはまるのでないかと思います。
1. 現場特有の悩み・トラブル解決 (最も切実なニーズ)
水溶性切削油を中心に、日常的に発生する不快感やトラブルの対策を知りたいという需要が高いです。
臭い対策: 「月曜朝の工場の臭い(腐敗臭)」をどう抑えるか。
健康への影響: 作業者の「手荒れ」や、ミスト吸引による健康被害をどう防ぐか。
品質トラブル: ワーク(加工品)や機械の「サビ・変色」、仕上げ面の精度不良をどう改善するか。
泡立ち・ベタつき: 加工中に発生する過度な泡や、乾燥後のベタつきを解消する方法。
2. 適切な選び方 (選定基準)
多種多様な製品の中から、自社の加工に最適なものを選ぶための具体的な基準を求めています。
加工内容別: フライス加工、旋削、深穴加工など、工法に最適な油剤はどれか。
被削材別: アルミ(熱に弱い)、ステンレス(難削材)、銅合金(変色しやすい)など、材質ごとの適性。
油性 vs 水溶性: 潤滑性(油性)と冷却性(水溶性)のどちらを優先すべきかの判断基準。
3. 日常管理と寿命の延ばし方 (コスト削減)
切削油を長く持たせ、廃棄コストや薬剤購入費を抑えるための運用ノウハウです。
濃度・pH管理: 正確な濃度の測り方や、管理を怠った際のリスク(腐敗・サビ)。
寿命の延長: 浮上油の除去(オイルスキマーの活用)や、交換時期を判断する具体的なサイン。
環境対応: 塩素フリー製品の選定や、SDGs・ESG経営を見据えた環境負荷の低減。
4. 加工パフォーマンスの向上
加工効率を最大化するための技術的なメリットです。
工具寿命: 摩擦と熱を抑えることで、高価な工具の交換頻度をどれだけ下げられるか。
加工スピード: 冷却性を高めることで、加工条件(回転数や送り速度)をどこまで上げられるか。
このように、お客様は「どの油がいいか」という答えだけでなく、「今の現場の困りごとをどう解決し、どうやって利益(効率)を出すか」という実践的なアドバイスを求めているもではないかと考えています。弊社では小ロットでお客様のニーズに合わせた製品づくりをしています。油剤のお困りごと、現在の問題点、ベストな使い方、処理に至るまでアドバイスできます。お客様のなかには機械や工具、加工方法とご使用されている切削油のミスマッチになっているケースがよく見受けられます。機械や工具の性能を100%発揮できる切削油と製品の使用方法や管理方法、処理に至るまで提案しアフターフォローを実施します。切削油,金属加工油のことならおまかせください。

