切削油の産業廃棄物としての処理について
切削油を廃棄する際は一般的に産業廃棄物となります。環境負荷の少ない油性切削油では再生重油原料としてリサイクル資源として利用できることもあります。この場合は有価物になり産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行しなくてもOKで[…..]
切削油を廃棄する際は一般的に産業廃棄物となります。環境負荷の少ない油性切削油では再生重油原料としてリサイクル資源として利用できることもあります。この場合は有価物になり産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行しなくてもOKで[…..]
以前のコラムに記載しましたが中鎖塩素化パラフィン(MCCP)は、BTA加工ガンドリル加工のような特に負荷の大きい加工や難削材に有効で現在でも使用されています。中鎖塩素化パラフィン(MCCP)は、物理的な特性や化学的な安定[…..]
切削性向上のため添加されていた切削油の進化もあり塩素系極圧剤は以前ほど使用されなくなっています。しかし加工内容や材料によっては優位に作用するため現在でも使用されています。特にBTA加工やガンドリル加工などの深穴加工や耐熱[…..]
植物由来切削油は原料として植物由来の脂肪酸と特殊なアルコールを合成されたエステルが基油となっています。 このエステルは長い分子構造の末端に極性基を持っています。この極性基がワークや工具表面に吸着配列して緻密な吸着膜を形成[…..]
日々の補給について 水溶性切削油は水に希釈して使用するためどうしても菌やバクテリアが繁殖しやすくなります。 特に夏場やクーラントが滞留する長期休暇には臭気が発生しやすくなります。 そのため水溶性切削油には殺菌剤や防カビ剤[…..]
金属加工油油及び潤滑油は消防法では第4類危険物に該当します。この第4類危険物について掘り下げて述べてみます。 1.第4類危険物の品名による分類 ○特殊引火物 ジエチルエーテル、二硫化炭素な[…..]
植物由来切削油と従来の油性切削油と水溶性切削油の違いは私見になりますが表のようになります。加工性、貴社の危険物の保管状況、防錆性、環境への配慮等を総合的に判断するための参考になれば幸いです。 […..]
切削油を可燃性液体類(指定可燃物)に変更することを検討されるお客様は増えてきていますが取り扱う上で注意すべき留意点があります。 1 可燃性液体類の例外 切削油ではありませんがギヤー油、シリンダー油については引火点が250[…..]
切削油の危険物と指定可燃物の違い 消防法が平成14年6月1日に改正されギヤー油、シリンダー油を除く250℃以上の製品は危険物の指定から外れ「可燃性液体類」という分類となり「危険物」の取り扱いから外れました。改正での大きな[…..]