BTA加工に求められる切削油について
BTA加工に加工に求められる切削油の必要条件として下記の特徴が挙げられます。 1低粘度であること。 BTA加工はオイルプレッシャーヘッドからワーク工具と工具の狭い間を通り切削加工点に潤滑作用を行い、切り屑と一緒に長いボー[…..]
BTA加工に加工に求められる切削油の必要条件として下記の特徴が挙げられます。 1低粘度であること。 BTA加工はオイルプレッシャーヘッドからワーク工具と工具の狭い間を通り切削加工点に潤滑作用を行い、切り屑と一緒に長いボー[…..]
切削性向上のため添加されていた切削油の進化もあり塩素系極圧剤は以前ほど使用されなくなっています。しかし加工内容や材料によっては優位に作用するため現在でも使用されています。特にBTA加工やガンドリル加工などの深穴加工や耐熱[…..]
植物由来切削油は原料として植物由来の脂肪酸と特殊なアルコールを合成されたエステルが基油となっています。 このエステルは長い分子構造の末端に極性基を持っています。この極性基がワークや工具表面に吸着配列して緻密な吸着膜を形成[…..]
動粘度40℃ 12.5cstの試作製品と20.7cstの現行製品の持ち出し量の試験を行いました。 試験条件 SUJ2のテストピース (10φ×14mm 質量8.43g)10個(84.3g)をサンプル油剤10[…..]
鉄、ステンレス用の油性切削油で切削加工すると銅合金は黒く変色してしまうことがあります。これは切削油に添加されている硫黄系極圧添加剤による影響です。硫黄系極圧添加剤は加工性を向上させるために添加されています。この作用は簡単[…..]
植物由来切削油と従来の油性切削油と水溶性切削油の違いは私見になりますが表のようになります。加工性、貴社の危険物の保管状況、防錆性、環境への配慮等を総合的に判断するための参考になれば幸いです。 […..]
植物油由来原料の切削油は高引火点、カーボンニュートラル効果によるCo2排出削減、高潤滑性といった利点がありますがデメリットとして鉱物油と比較して熱安定性が悪いという点が挙げられます。これは鉱物油にはない植物由来の脂肪酸が[…..]
展示会用に新しく植物由来原料の切削油の動画作成しました。Co2削減の課題と危険物の保管数量の問題を解決する切削油のお話をします。